「ニューハイボール」の秘密

ウイスキーが
見直されるきっかけとなった、

「ハイボール」

が飲める居酒屋やバー、
このところどんどん増えてますね。


実は、「ハイボール」は従来、
ウイスキー「1」に対して、
ソーダ(炭酸水)「2.5」の割合で
ミックスしていたそうです。


しかし、ウイスキーを
飲み慣れない層にとっては、
従来の比率ではちょっと濃いし、
アルコールも高すぎる。


そこで、サントリーでは、
昨年秋から比率を

ウイスキー:1、ソーダ:4

と、かなり「薄め」に作ることを
飲み屋に推奨したようです。


おかげで、
口当たりがよくて飲みやすく、
また酔いにくいということで
ハイボールを注文する人が増えた。


ハイボールは、
広告宣伝もうまく行きましたけど、
実は、現場でも知られざる工夫が
あったというわけです。


ハイボールを薄めに作ることは、
使用するウイスキーが少なくて済むわけ
ですから、利益率も改善します。

飲み屋としては、
願ったり叶ったりの

「ニューハイボール」

なのですね。

投稿者 松尾 順 : 2010年01月16日 09:32

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