運転前に飲める酒量

このところ、飲酒運転で轢き逃げ、
被害者を何キロも引きずるという事件が
立て続けに起きましたね。


近年、飲酒運転に対する罰則が強化されたため、

「飲酒運転で捕まったらまずい」

と、思わず逃げようとする傾向が高まったのかも
しれません。


しかし、人の命よりも自分の保身に走る
というのはなんともひどい話です。


ところで、日本では

「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」

という標語があるように、
基本的に、運転する人は「飲酒厳禁」ですよね。


白状すると、私は若い頃は、

「家まですぐだし、
 生ビール1杯くらいは運転に支障ない・・・」

と都合の良い言い訳をして、
自宅近くのファミレスなどで軽く飲むこともありました。

さすがに今は、運転する場合は1滴も飲みません。


一方、米国では、
州によって違いがあると思いますが、なんと

運転前に飲める酒量

が交通ルールブックに書かれているそうです!

ビールならジョッキ1杯、ワインならグラス1杯までが標準

などなど。


つまり、ルールブックに記載されている量までなら、
飲んでも捕まることはないということですね。


このことは、
シカゴに赴任中の友人のマイミク日記で知りましたが、
この驚愕の事実にびっくりです。


もちろん、捕まらないからといって
飲んでもOKということにはなりませんよね。

投稿者 松尾 順 : 2008年11月22日 10:27

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コメント

あれれ、見落としてましたw
あくまで標準的な量であって、その量でも体調や個人差で酔い(ほぼイコール血中アルコール度数)が変わってくるので、絶対量ではないんですが、飲んでもいい目安の分量が書いてあること自体が驚きでした。
こちらで生活していると、公共交通機関をあえて充実させないことで自動車会社関連のビジネスを育成しているようにも思える政策があり、なんだかちょっときな臭い感じもします。

いずれにしろ、飲んだら運転しない、
に越したことはありません。

投稿者 しょうすけ : 2008年11月27日 06:58

しょうちゃん、コメントありがとう!

勝手に引用してすいませんね・・・

目安の分量を書くんじゃなくて、

「原則飲んじゃいけない」

と書けばいいのにと思いますけどね。
人は勝手に解釈しますからね。

それにしても、米国の自動車業界の政治力は
すごいものがありますね。

投稿者 松尾順 : 2008年11月27日 11:14

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