豚がいた教室

先日、

『豚がいた教室』

を観てきました。

実話に基づく映画だそうで。


6年2組を担当することになった新任教師が、
教室にブタを連れてきて、

「これから1年間ブタをみんなで飼育し、
 最後にはみんなで食べましょう」

という提案で物語が始まります。


「くさい」とか言いながらも、
みんなで熱心に育て、一緒に校庭で遊ぶうちに、
ブタに対する愛着が生まれた子供たち。

卒業が近づいてきて、いよいよ食べるかどうかで
真剣な議論を交わす展開がなかなか面白かったです。


そういえば、妻が、フィットネスクラブ仲間のおばあさんに

「これから、『豚がいた教室』を見に行くんですよ」

と言ったら、

「あ、それ私見たわよ。最後、●●●になっちゃうのよね」

と無邪気に「ネタばらし」されたそうです。


『豚のいた教室』は、
豚が最後にどうなるかを知らないからこそ、
ワクワクして楽しめるのに!!!


このおばあさん、
普段からとても気を遣う人だそうで、
悪気はぜんぜんないのです。

でも、このおばあさんは、

「自分が言ったことで、相手がどう感じるか」

を推測できないわけですから、
サービス業にはたぶん向いてないな・・・
と思ったのでした。
(もう隠居してる人ですから関係ないですけど)

投稿者 松尾 順 : 2008年11月15日 12:32

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