「金」(Gold)が人気
このところの金融危機で、
実体のある保有資産として
「金」(Gold)
の人気が高まっているそうですね。
取引価格は、今年歴史的な最高値を記録しています。
でも実は、そもそも
「金」
の取引価格は、過去10数年にわたって
上昇傾向にありました。
これは、投資対象としてではなく、
むしろ携帯電話向けの電子部品・回路用など、
工業用品としてのニーズが高まったことが背景にあります。
80年代後半、竹下内閣の時に、
全国の市区町村に1億円をばらまく(交付)するという
「ふるさと創生1億円事業」
があり、「純金」を購入したところがありましたよね。
当時は、純金を購入するだけなんて、
住民の何の役にも立たないし、
バカげた使い方だと思ったものです。
しかし、当時1億円の純金は、
現在約2億円の価値があるそうです。
今となっては、
維持・運営費で赤字をダラダラと垂れ流して、
住民の税金を投入せざるを得なくなったハコモノを
作ったりした市区町村よりは、
よほどマシな使途だったと言えますかね。
投稿者 松尾 順 : 2008年10月25日 13:15
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