あと何年続く「ケガの功名(巧妙)広告」

事務所で購読してる新聞に、
またまた「松下電器」からの

「例のチラシ」

が入ってました。

死亡事故を起こした古い年式のFF式石油暖房機を
いまだに探してるんだそうです。


何年目ですかね、粘り強いですね。
年末と春先の年2回、チラシまいてるみたいですね。

そういえば当時の社長さんが、
最後の1台まで回収すると宣言しましたよね。


しかし、このチラシ、単なるお願いに終わっていません。
最高の企業ブランド広告ですよ。

私がこのチラシを見て感じたことは、

「さすが松下電器、偉い!
 最後まで責任を取ろうとする姿勢は企業の鑑だ・・・」

です。(ちょっとオオゲサですが)


以前、上記の視点は、

「ケガの功名広告」

というタイトルで取り上げましたけど、
このチラシ、さらなる事故を防ぐための措置でありながら、
同時に企業ブランドイメージを向上させることができる
という点で、莫大な経費を正当化できるんですよね。


あと何年続くでしょうかね・・・?


『ケガの功名広告』

投稿者 松尾 順 : 2008年04月26日 11:06

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