広辞苑が大ベストセラーになってる場所

広辞苑が10年ぶりの大改訂です。
第6版が来年早々に発刊されますね。

実は、これまでは広辞苑を買ったことはありませんが、
やっぱり1冊くらいは家に備えとこうかなあとか思ってます。

たぶんほとんど使わないでしょうけど!

でも、あの立派な「広辞苑」を持っているだけで
なんとなく自分が賢くなったような気がするでしょうね・・・


ところで、広辞苑が

隠れた大ベストセラー

となっている場所がどこだかご存知ですか?

そこでは、単に用語を調べるためではなく、
カバーツーカバー、つまり一言一句なめるように
精読されるのです。

広辞苑としては「辞書冥利」につきるでしょう。


答えは「拘置所」です。
主に未決囚が収容される場所ですね。


拘置所に入れられている人は判決を待つだけの身です。
刑務所のように労役もなくて、時間を持て余す。

読書がほぼ唯一の楽しみですが、
房の中には1度に10冊しか持ち込めないので、
読むのに時間のかかる広辞苑がありがたいというわけ。

東京拘置所に2年弱拘留された元外務省の佐藤優氏も、
広辞苑を2回通読したそうです。

投稿者 松尾 順 : 2007年12月09日 20:18

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