赤福よ、お前もか!

1707年創業。
伝統に支えられた「信頼」のブランドだったはずの

「赤福」

もまた、地に墜ちてしまいましたね。


赤福は、お客さまを満足させるために

「3つの味」

を大切にしているという話を以前紹介しました。

赤福の3つの味


この「3つの味」とは、

「先味」とは、実際に口に入れる前の期待感
「中味」とは、食べた時の実際の味覚
「後味」とは、食後、心に残った印象

のことです。

このうち、今回発覚した「製造日かいざん」等、数々の不正は、

「中味」

に関わる品質管理のずさんさの表れですね。

しかし、今回の「悪事」露呈によって、
実際だめになったのは、

「先味」すなわち「ブランド」

です。

ブランドは、実際の味そのものに比べて
回復に時間がかかるのに・・・


しかし、これだけあちこちの会社が、
食品に関わる不正で摘発されていたのに、自社だけは

「ばれるはずがない」

と、赤福は思っていたのでしょうか。


また、情けないのは、
ウソがばれた今となっても、やはり社長は苦しい弁明
しかしないことですね。

今回も、記者会見で、お決まりのダメダメ文句が出ました。

(「会社ぐるみではないか」との質問に答えて)

“結果として長年の習慣で行われてきたのは事実


「結果として」というのはどういう意味ですか?

なんか、悪いことするようになったのは「不可抗力」
みたいな、無責任な言い方ですね。

いさぎよく、

「トップの命令で不正に手を染めてました」

と認め、懺悔し、現経営陣、創業者は総退陣して、
ゼロからやり直して欲しい!

投稿者 松尾 順 : 2007年10月22日 21:22

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.mindreading.jp/mt/mt-tb.cgi/664

このリストは、次のエントリーを参照しています: 赤福よ、お前もか!:

» Free baccarat from Free baccarat
デイリーブログ『マインドリーダーへの道』 [続きを読む]

トラックバック時刻: 2013年08月15日 06:02

コメント

コメントしてください




保存しますか?