情報化社会の本質

“情報化社会というのは、なんでも情報が入る社会ではなくて、
 何もしなくても自然と個人の内部に情報が入ってきてしまう
 社会だ、みたいなことを書いたことがある”

だから、それに対応するには、何もしないでも入ってくる
 情報以外の情報を蓄積していかいないと、個性なんかなくなる
 と思ったんだ。”
(橘川幸夫氏)


上記のコメントも、昨日ご紹介した新刊、

『微力の力 おバカな21世紀、精神のサバイバル』
(橘川幸夫、村松恒平著、エンターブレイン)

からです。

橘川さんが、「情報化社会」を上記のように捉えたのは
30代の頃、つまり、約20年も前のことでした。

「情報化社会」の本質を見事に突いていますよね。


実際、今の私たちは勝手にやってくる「情報」だけで
いっぱいいっぱいという感覚があります。

しかし、こんな時代を乗り切るためには、
あふれる情報を取捨選択し、かつ自分なりの情報を「好奇心」を
持って、能動的に探索することが必要じゃないかと思いますね。

投稿者 松尾 順 : 2007年10月21日 06:46

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