味の素の化粧品

味の素は、化粧品も作っていたんですね。
あなたはご存知でしたか。

「ジーノ」(JINO)

というブランド名です。97年に誕生した通販専用の化粧品。

アマゾンから届いた本に同梱されていたチラシで、
初めてこのブランド名を知りました。

味の素が長年培ってきた「アミノ酸研究」の成果を
生かした化粧品であり、ユーザーの評価は高いようですね。


でも、なんとなくしっくりこないと感じませんか。

「味の素」のブランドについて、
私たちが頭の中に持つ「思い出の小箱」の中にうまく入らない
んですよね。

ジーノの商品ラインアップは基礎化粧品です。

ですから、メークアップ化粧品に求められるような
「洗練されたブランドイメージ」はそれほど重要ではありません。

それにしても、「味の素」と聞いて連想する、
ほんだし、クックドゥ、クノールカップスープなどと、
化粧品のイメージは決して折り合いがよくないですよね。


日用品メーカー、花王の化粧品事業(ソフィーナ)が、
やはり、ブランドイメージの折り合いの悪さでなかなかシェアを
拡大できなかったのですが、同じ問題点をジーノに感じます。

「味の素」を前面に出さないほうが
もっとうまくいくんじゃないかと思うんですが。


ターゲットの女性層は果たしてどう感じているのでしょうか?

投稿者 松尾 順 : 2007年02月20日 11:24

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