東京中華思想?

熊本出張の帰り、実家福岡に立ち寄りました。

普段は2,3年に1回程度しか帰郷できませんが、
今年はこれで2回目。

懐かしいふるさとをちょっとだけ堪能しました。

さて、このブログを書くようになったおかげで、
なにごとにも問題意識を持つようになったというか、
深く考えるようになったのですが、やはり田舎の生活は
明らかに都会と違うという点を実感しました。

感覚的な書き方であることをあらかじめお断りしておきますが、
たとえばこちらでは日経新聞を読んでいる人はすごく少ないということ。

実家でも「西日本新聞」という地方紙しか購読していません。
私が、中学生や高校生のころ、新聞配達のアルバイトを
していましたが、当時でも日経新聞を購読している人は少なかった。
多分、それは今でもそれほど変わっていない。

何を言いたいかというと、地方では東京にいると感じられる
ビジネスビジネスという感覚がほとんどないということです。

もっとみんな生活生活してるんです。

特に実家あたりは久留米市の隣町ではありますが、
都市部ではありません。主力産業は農業です。

いわゆる「政治経済」に対する関心は
普段は決して高くないと思いますl。

東京での仕事で、マーケティングの企画を立てる時、
まずは、ターゲットとなる消費者像を思い浮かべるのですが、
ついつい、都会暮らしの人々の生活にしか思いが至らないことに、
田舎に帰ると気づかされます。

まあ、「東京中華思想」みたいなものに毒されていると
言えるんじゃないでしょうか。

投稿者 松尾 順 : 2005年11月20日 03:57

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