100ドルパソコン
MITのネグロポンテ教授の構想だった「100ドルパソコン」が実現しそうですね。
途上国やスラム、過疎地の子供たちが入手できる、使えるパソコンとして設計
されているものです。
・基本ソフト(OS)は、リナックス
・カラーディスプレイは安価なリアプロジェクション方式(背面投射型)
・電源は手動発電方式。パソコンについているハンドルを1分間回すと10分間使える
・CPUの動作周波数は500メガヘルツ程度、ハードディスクの容量は小さめ
ただし、1台百ドル以下にするには、100万台の発注が必要とのこと。
途上国の国家予算で購入される量では足りないかもしれません。
そもそも100ドルでも高すぎる国もある。
ということなら、別に途上国だけでなくて日本とかでも小学生のおもちゃとして
発売するという方法もありますね。パソコンに慣れ親しんでもらうために。
ただ、リナックスベースなのであまり使いやすくないかも。かえってパソコン
嫌いを作ってしまわないように注意する必要があるでしょう。
なお、このパソコンは無線LAN方式です。アクセスポイントに近いパソコンから
パソコン同士がどんどん無線でつながると全員がネットに接続できる方式
だそうで、災害で電気が使えないような緊急時、バッテリーがなくなっても
OKなパソコンとしての使い道もありそうです。
投稿者 松尾 順 : 2005年11月19日 10:59
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